「アセリオ静注液1000mg」は、世界で最も使用されている解熱鎮痛薬のアセトアミノフェンを有効成分とする日本初の静注剤。
アセトアミノフェン製剤は経口剤と坐剤があったが、坐剤は小児のみで、成人は経口剤しか選択肢がなかったところ、厚生労働省の要請を受けて開発。解熱鎮痛効果を持つ唯一の注射剤として、手術後や癌等の身体症状によって既存剤形の使用が困難な場合でも適切な鎮痛管理ができるようになる。
海外では2002年の発売以降、欧米を含む約80カ国で導入され、疼痛管理の標準的な薬剤の一つとなっている。