小林製薬は10日、都内で「2014年春の新製品内覧会」を開催し、多数の小売関係者が詰めかけた。今春の新製品(全国発売)は計16品目を予定し、初年度売上高は53億円を目指す考え。新製品では今回、混合肌向けの化粧水・乳液「バランシーナ」(ジュジュ化粧品から発売)を最も注力したい製品に挙げており、会見で小林章浩社長は「スキンケア事業は現在、小林製薬のケシミンが21億円、ジュジュ化粧品が13億円、六陽製薬が8億円という現状。3社のグループシナジーにその他製品の58億円をプラスし、4年後に100億円を目指したい」など、改めてスキンケア事業を次の成長の柱として育成する方針を示した。
春の新製品のうち、注力製品とするのが、若年女子向けのかわいい部屋用芳香剤「Sawaday PINKPINK(サワデーピンクピンク)」、四十肩・五十肩を改善していく錠剤タイプの漢方薬「シジラック」(第2類医薬品)、スキンケアシリーズ「バランシーナ」の3品。
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