
アロマディフューザー
エステーは、アパレルメーカーのクロスカンパニー(岡山市、石川康晴社長)と、香りとエコにこだわった芳香剤「アロマディフューザー」を開発した。20代女性に人気のファッションブランド「earth music&ecology」の国内約240店舗、クロスカンパニーの自社通販サイト(http://crosscollection.com/)で今月29日から発売し、全国展開のバラエティショップなどでも順次発売する予定。税込み価格は3564円。
「アロマディフューザー」の香りは、フレグランス界のトップパフューマーが手がけた。レモンに似た清涼感あふれる柑橘系の恋の力を目覚めさせるフレッシュな香り(ヴァーベナレモン)と、もぎたてのフレッシュアップルとグリーンが爽やかに広がり、フラワーブーケと愛らしいハーモニーを創るフルーティフローラルの香り(フルーティボア)の2タイプ。香りは約60日間持続する(部屋の環境・ファンの稼働時間で異なる)
原料の一部には、北海道トドマツの間伐材の枝葉から得た天然樹木精油を使用。森の中にいるようにリラックスでき、未利用だった間伐材の枝葉を使用することにより、北海道の森林整備につながるエコロジーを実現した。
本体は、幅70mm×奥行き70mm、高さ95mmの円筒状。火や電気を一切使わず、室内の光でもしっかり働くソーラーファン(特許出願中)で、香りを効率よく広げる。倒してもこぼれにくいハードタイプゲルを採用している。
発売に先立つ20日には、アロマヨガをしながら記者会見を行うという、これまでにないユニークな新商品発表会を都内で開催。エステーの鈴木貴子社長は、「これまでは当社の商品は消臭芳香剤というカテゴリーで括られていた。若い顧客は消臭芳香だけでなく、生活全体でもっと香りやアロマを楽しむ人がほとんどだと思う。この商品の香りの監修は、全てクロスカンパニーにお願いし、今までエステーの中では生まれてこなかったような新鮮な香りを提案していただいた。顧客自身の使い方で自由に楽しんで、リラックスしてもらいたい」とした。