
「誓いの碑」前で要望書を田村厚労相に渡す薬被連代表世話人の花井十伍氏(左)
全国薬害被害者団体連絡協議会(薬被連)は「薬害根絶デー」の25日、子宮頸癌予防ワクチンの副作用に関する積極的実態把握、薬事食品衛生審議会における利益相反ルールの厳格化、添付文書の取り扱いなどを盛り込んだ要望書を田村憲久厚生労働相に手渡した。
要望書では、HPVワクチン接種後の副反応で被害者が出ていることから、厚生労働省が積極的な接種勧奨を差し控えている現状に言及し、HPVワクチンの副作用に関する積極的な実態把握と被害者の救済を進めるよう要望。積極的な接種推奨の差し控え継続と共に、予防接種法の主旨を踏まえ、HPVワクチンの定期接種化を見直すよう求めた。
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