塩酸モルヒネ徐放性製剤「パシーフカプセル」を発売 武田薬品

2006年04月17日 (月)

 武田薬品は12日、塩酸モルヒネ徐放性製剤「パシーフカプセル」を新発売した。同剤は塩酸モルヒネの速放性粒と徐放性粒が充填されたマルチプルユニットタイプの徐放性カプセル製剤。服用後は、塩酸モルヒネが、速放性粒から速やかに放出されると共に、徐放性粒からは持続的かつ適切な速度で放出されるという製剤的特徴を有する。

 末期癌患者の多くは持続する激しい疼痛を訴え、睡眠不足や食欲不振など、QOLが大幅に低下する。モルヒネは、癌患者の激しい疼痛を緩和し、QOLを改善するための薬物療法の中心となるが、パシーフは中等度から高度の疼痛を伴う各種癌患者を対象に、1日1回投与で24時間安定した鎮痛効果が期待できる。

 薬価は、30mg814・90円、60mg1529・60円、120mg2871・20円。



‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術