【新製品】PAH治療薬を新発売 持田製薬

2014年09月22日 (月)

 肺動脈性肺高血圧症(PAH)治療薬「トレプロスト注射液20mg、同50mg、同100mg、同200mg」(一般名:トレプロスチニル)はプロスタグランジンI2誘導体製剤で、携帯用小型ポンプを用いた持続投与型の注射剤。静脈注射・皮下注射の両方が可能。26日に発売する。

 半減期が長く、室温での安定性が高いことに加え、短時間で薬剤調整ができるなどの利便性があり、在宅や長期の薬物治療の負担を軽減できる。

 米ユナイテッド・セラピ
ューティクス社が「リモジ
ュリン」の製品名で2002年に発売して以降、30カ国以上で承認を取得。日本では07年に持田が導入した。

 PAHをめぐっては、日本新薬が創製した「NS‐304」(一般名:セレキシパグ)が国内第II相段階にあり、17日付で希少疾病用医薬品の指定を厚生労働省から受けている。海外導出先のアクテリオンが実施した第III相試験の結果を合わせて、15年度に国内承認申請を計画している。



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