エスエス製薬は、解熱鎮痛薬の人気ブランド「イブ」シリーズの新製品として、鎮痛成分のイブプロフェンを、シリーズ最大量の200mg(1回量2錠中)配合した「イブA錠EX」(指定第2類医薬品)を、今月から新発売した。イブプロフェン1回量200mgに加え、さらに鎮痛効果を高める成分を同時配合した解熱鎮痛薬は、同品が初めて。胃にもやさしく、飲みやすい小粒の錠剤であり、つらい生理痛・頭痛に高い効果を発揮する特徴を、メインターゲットである女性層に向けて訴求していく。
女性の有職率が年々増加傾向にある中で、重い生理痛や頭痛によって仕事を休んだり、日常生活に支障が出るという女性は少なくない。同社が解熱鎮痛薬ユーザーの女性655人(16~59歳)に調査したところ、解熱鎮痛薬の使用目的の86%は「頭痛」だが、「生理痛」も52%であり、半数以上の人が生理痛を緩和するために使用していた。
購入時の重視点では、85%が「信頼できる(商品、ブランド)」を挙げているが、「つらい痛みによく効く」「頭痛によく効く」も各82%と、特に効き目を重視しており、年代別では10代よりも20~30代女性の方が痛みの症状が重いと感じていることもあり、痛みへの効果の高い製品を強く望んでいた。
こうしたニーズに着目し、開発された「イブA錠EX」は、イブ解熱鎮痛薬シリーズで最大量の1回量(2錠)中に、イブプロフェン200mgを配合。さらに、その鎮痛効果を高めるアリルイソプロピルアセチル尿素と無水カフェインを配合した“EX処方”が、つらい生理痛・頭痛に優れた効果を発揮する。鎮痛成分イブプロフェンは、世界80カ国以上で幅広く使用されており、“胃にやさしい”成分とされているのも特徴。
さらに、独自のSTS技術(Super high performance Tableting System)により、飲みやすい錠剤を実現した。フィルムコーティングに加え、小粒の錠剤にすることで、喉にひっかからず飲みやすく、苦みを感じない錠剤となっている。
成人(15歳以上)1回2錠を、1日2回を限度として服用する。税別希望小売価格は、20錠入り598円、40錠入り980円。