三洋電機は今月下旬から、診療所向けの医事システム(受け付け・会計等)と電子カルテを一体型とした電子カルテシステム「Medicom-HR」を発売する。
同システムは、[1]独自エンジン(特許出願)によりカルテと医事の特性を生かした運用が可能で、受け付けから診察、会計まで一括処理可能[2]画面上のカルテ2号紙への直接入力、独自表示レイアウトで時系列表示(特許取得)など、操作性と視認性を追求[3]レセプトオンライン請求義務化に向け、レセプト電算機能を標準搭載するなどの標準化対応――が主な特徴。価格は、標準一式が400万円からで、初年度1000台の販売を見込む。