米アムジェンは、進行性胃癌を対象とした抗HGF抗体「リロツムマブ」の国際共同第III相試験「RILOMET」を中止すると発表した。「RILOMET1」試験に関して、独立データモニタリング委員会の安全性評価で、リロツムマブと化学療法併用群の死亡数が、化学療法単独群に比べ増加していたことが認められたため。リロツムマブの開発を継続するかどうかは明らかにしていない。
「RILOMET1」は、北米、欧州、アフリカ、豪州のMET陽性進行性胃癌609例を対象に、シスプラチンとカペシタビンの併用療法にリロツムマブの上乗せ療法を検討したプラセボ対照比較試験。
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