厚生科学審議会の指定難病検討委員会は18日、7月から医療費助成を開始する指定難病の第二次実施分に、泌尿器や呼吸器の疾患である一次性ネフローゼ症候群やオスラー病など43疾病の追加を了承した。ただ、脂質代謝異常の7疾病については、指定難病の要件を満たしているか再検討することにした。
この日の会合では、循環器や呼吸器、泌尿器系の疾病のほかに、内分泌代謝異常と脂質代謝異常が加わり、50の疾病を検討した。循環器疾患では、5疾病を決め、血液循環を一つの心室に依存する単心室循環症候群や、肺動脈の閉鎖等を起こすファロー四徴症類縁疾患などを追加した。
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