
ベルチ社長
アストラゼネカ(AZ)日本法人のガブリエル・ベルチ社長は10日、都内で記者会見し、調査会社IMSの製薬企業の国内売上ランキングで、AZが前年の9位から8位に浮上したことに触れ、「継続してさらに成長し、2015年には7位になりたい」と語った。英本社では、25年に現在のグローバル売上の2倍となる500億ドルを目指す方針を打ち出す中、「日本も野心的な目標を立てている」と述べ、さらなる成長に自信を示した。
昨年の国内業績は、医療用医薬品市場全体の成長率が1.4%増と停滞する中、5.0%増の約3150億円と成長した。ベルチ氏は、「オンコロジー重視の会社だったが、プライマリケア領域に力を入れている」と述べ、プライマリケア領域製品が売上全体の6割に達したことを報告。「癌」が6割を占めた2000年の売上構成比率から逆転した。
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