グラクソ・スミスクライン(GSK)とポーラファルマは、GSKが開発した尋常性ざ瘡(にきび)治療配合剤「デュアック配合ゲル」(一般名:クリンダマイシン1%‐過酸化ベンゾイル3%ゲル)を新発売した。今後両社が共同して、販促活動と流通を実施する。
デュアック配合ゲルは、尋常性ざ瘡治療剤としては国内発の配合剤で、アクネ菌の増殖抑制が期待できるリンコマイシン系抗菌薬のクリンダマイシンと、殺菌作用と角質剥離作用を持つ過酸化ベンゾイルを配合している。
GSKは、皮膚科領域に特化したポーラファルマと提携することで、情報提供の強化を図る。
両社は、2009年から11年に皮膚科領域の製品で提携しており、外用合成副腎皮質ホルモン剤「キンダベート」「デルモベート」、抗ヘルペスウイルス外用剤「ゾビラックス」の3製品で共同販促を展開していた。