第一三共ヘルスケアは、子供から大人まで家族で服用できる“家庭の常備薬”をコンセプトとした総合かぜ薬「ルルA」シリーズを展開しているが、24日から「新ルルAゴールドs」(指定第2類医薬品)を新発売する。これまでの「新ルルAゴールド」の処方を変更したもので、痰の排出を促す成分を見直し、リゾチーム塩酸塩に替えて、新たにブロムヘキシン塩酸塩を配合した。
同社の「ルル」ブランドは1951年に発売以来、家族のかぜ薬として多くのユーザーに親しまれてきた。このうち「ルルA」シリーズとしては、「新ルルAゴールド」をはじめ、のどの痛み・鼻水・発熱等の緩和に効果を表す有効成分を配合した「新ルル‐A錠」、かぜのつらい3大症状(鼻症状、咳・痰、のどの痛み)に優れた効き目を持つ4種の成分等を配合した「新ルルAゴールドDX」で展開してきた。
新発売の「新ルルAゴールドs」は、かぜの11症状に優れた効果を発揮する9成分を配合し、7歳以上から服用できる。
去痰成分のブロムヘキシン塩酸塩がつらい咳の原因となる痰を出しやすくし、持続性抗ヒスタミン成分のクレマスチンフマル酸塩と、副交感神経遮断成分のベラドンナ総アルカロイドが鼻水・鼻づまりに“ダブル”で効果を発揮する。さらに、アセトアミノフェンがのどの痛み・発熱などに優れた効果を発揮する。
1回量は成人(15歳以上)3錠、11歳以上15歳未満2錠、7歳以上11歳未満1錠を、それぞれ1日3回服用する。苦みのない小粒の糖衣錠なので、薬が苦手な人でも服用しやすい。
税別希望小売価格は、30錠880円、65錠1680円、100錠2280円。