
高齢化社会による医療費高騰などで、これまで以上にセルフメディケーションが推進されることが予測されている。わかもと製薬では、人々の健康に対するニーズである“健康寿命の延伸”に合わせた、機能性・安全性をはじめとするエビデンス取得が可能な原料および製品を探求し、新たに「わかもと製薬の健康サポート」ブランドを立ち上げる。その第1弾として10月1日に、プリン体が気になる人のためのプリン体ケアサプリメント「わかもと菊花ポリフェノール」(健康食品)を新発売する。
日本人の食生活の変化と共に、痛風や高尿酸血症の患者数は年々増加傾向にある。これらの発症に重要な役割をするのがプリン体で、ほとんどの食物に含まれている。味覚の指標である「旨み成分」に当たるため、プリン体が多く含まれる食べ物は味が濃く、おいしく感じられることが多いのが特徴。体内のプリン体のうち、食べ物から体内に取り込まれるのは2割で、残りの8割は体内の新陳代謝によって、古い細胞が分解された際に発生する。そのプリン体がさらに分解される際に生じる、いわば燃えカスのようなものが尿酸である。
「わかもと菊花ポリフェノール」の配合成分である菊花ポリフェノールは、菊の花から抽出された植物性の成分で、安心・安全な植物由来素材「カネカ・クリスフラボン」を採用している。尿酸産生抑制と尿酸排泄促進という二つの作用で、尿酸値の上昇を抑制することが報告されており、同社では機能性表示食品の届け出も予定しているという。
尿酸を作らせない(尿酸産生酵素の働きを阻害することで、尿酸の産生を抑制)ことに加え、尿酸の排泄を助ける(尿酸排泄に関わる輸送体の遺伝子発現を増加させることで、尿酸の排泄を促進)成分配合により、プリン体は気になるけど「ビールを飲みたい」「おいしいものを食べたい」人にお勧めの、新たなプリン体ケアサプリメントとして注目される。植物性のカプセルを使用していることも特徴。
取り扱い店は全国の薬局・薬店、ドラッグストア、コンビニエンスストア、総合スーパーで、税別希望小売価格は2粒(1日分)268円、10粒(5日分)1250円。