国際戦略、能力開発に期待
厚生労働省と医薬品医療機器総合機構(PMDA)は3日、都内で国際戦略の策定を記念する講演会を開いた。日本の薬事規制制度等の主要な発信先に位置づけたアジアの規制当局トップも集結。PMDAに設置予定の「アジア医薬品・医療機器薬事トレーニングセンター」を通じた規制担当者の能力向上、規制調和へ期待感が示された。
講演会では、厚労省の神田裕二医薬食品局長が6月に公表した「国際薬事規制調和戦略―レギュラトリーサイエンスイニシアティブ」を説明。アジアなど各国との規制調和に意欲を示し、厚労省も積極的に協力していく姿勢を表明した。また、PMDAの富永俊義上席審議役(国際担当)は、厚労省と同時公表した「PMDA国際戦略」を説明し、理解と協力を求めた。
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