
日本ユースウェアシステムは、医薬品情報一元管理システム「ジェイユーエス ディーアイ」(JUS D.I.)の新バージョンの販売を開始する。手作業が多い病院薬剤部の医薬品情報提供業務(DI業務)に関して、最新の医薬品情報を提供し、収集から管理、分析評価・情報提供の四つの主要な業務を自動化されたワークフローでサポートする。DI担当者が通常業務にあてる時間やコストを削減し、集積した情報からくすりの専門家として、医師からの処方相談など付加価値の高い業務に力を発揮してもらうのが狙いだ。将来的には全国病院のシェア10%、400床以上の病院シェア30%を獲得し、約1000施設への提供を目指す。
DI業務では、医療現場で役立つ医薬品の最新情報を収集・管理し、集積した情報から目的に応じて薬剤を分析・評価した上で、医師の処方判断につながる情報として提供していくことが求められている。ただ、新規メカニズムの薬剤が上市され、医療安全の観点からDI業務の重要性は年々増す一方、その多くが手作業に依存しており、増加する作業負担を省力化・効率化していくかが喫緊の課題となっている。
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