共和薬品工業は塩野義製薬から長期収載品21品目の製造販売権を承継する。今月1日付で両社が合意した。21品目の売上は薬価ベースで94億円。販売権を2016年12月1日に譲り受け、17年度以降、製造販売承認を順次承継する。対価として共和薬品工業は塩野義製薬に対し、販売移管日に154億円を支払う予定だ。
承継するのは精神神経科、癌、循環器、感染症の治療領域にわたる21品目。▽睡眠誘導剤「リスミー」▽睡眠誘導剤・抗痙攣剤「ベンザリン」▽抗うつ剤「スルモンチール」▽セフェム系抗生物質「ケフラール」「ケフレックス」▽胃粘膜防御機構増強胃炎・胃潰瘍治療剤「ウルグート」▽アンジオテンシン変換酵素阻害剤「ロンゲス」▽経口血糖降下剤「ジメリン」▽遺伝子組み換え型インターロイキン-2製剤「イムネース」▽同γ製剤「イムノマックス」など。16年12月1日以降、これらの製品の情報提供を共和薬品工業が担当し、売上も同社に計上される。
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