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【薬食審要指導・一般薬部会】タリオンとクラリチン、初のスイッチ化了承‐アレルギー性疾患治療薬が3件

2016年12月12日 (月)

 薬事・食品衛生審議会要指導・一般用医薬品部会は9日、アレルギー性疾患治療薬として、田辺三菱製薬が申請した「タリオンR」バイエル薬品の「クラリチンEX」、サノフィの「アレグラFXジュニア」を要指導医薬品として承認することを了承した。このうち「タリオン」と「クラリチン」は初のスイッチOTCとなる。3品目とも承認条件として3年間の安全性に関する製造販売後調査が付いた。

 医療用医薬品「タリオン錠10mg」のスイッチOTCは、抗ヒスタミン成分ベポタスチンベシル酸塩を有効成分とし、商品名は「タリオンR」「タリオンAR」の2種類を予定している。

 効能・効果は、花粉、ハウスダスト(室内塵)などによるくしゃみ、鼻みず、鼻づまりの症状緩和。用法・用量は、成人(15歳以上)で1回1錠を1日2回、朝夕に服用する。


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