非依存型糖尿病の治療薬「グリコラン錠250mg」、フィルムコーティング錠に変更 日本新薬

2008年01月25日 (金)

 日本新薬は、インスリン非依存型糖尿病の治療薬「グリコラン錠250mg」(一般名:メトホルミン塩酸塩)の剤形を素錠からフィルムコーティング錠に変更し、21日から販売を開始した。素錠では服用時に「やや塩辛さ」「苦み」を感じるとの患者の声に応じ、コンプライアンスを向上させるため改良した。

 同剤は、肝臓での糖の放出抑制、筋肉でのグルコース利用促進、脂肪組織でのグルコース取り込み増加の三つの作用を有している。メトホルミン製剤は、大規模臨床研究により「メトホルミン・ルネッサンス」と言われる再評価を経て、糖尿病治療のベースに用いられる薬剤になっている。

 2008年3月期の同剤の売り上げ予想額は約10億円。



‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術