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【医薬・医療業界の人事戦略を探る】アポプラスステーション(オレ薬/ママ薬)

2017年3月3日 (金)

男性薬剤師向けの「オレ薬」‐薬局・ドラッグストアに好評

羽馬氏

羽馬氏

 アポプラスステーションでは、結婚や出産などで現場から一度離れた女性薬剤師の復職を支援する「ママ薬(ヤク)」に続き、男性薬剤師向け転職サイト「オレ薬(ヤク)」を昨年から始動させた。全体の約4割と少数派である男性薬剤師向けの情報が揃ったコンテンツが充実しており、ウェブサイトの閲覧者数は増加傾向だ。また厚生労働省が昨年4月から調剤報酬改定を答申したことにより、「かかりつけ薬剤師」制度の新設や医療費の抑制など薬剤師に求められる役割が大きく変わり、「より高度な知識・能力や体力を持った薬剤師が欲しい」と考える調剤薬局やドラッグストアからも好評だ。今後は、「ママ薬」と「オレ薬」の二つのブランドを有機的に展開し、男性・女性薬剤師がそれぞれのライフプランに合わせて活躍できるよう転職をサポートしていきたい考えだ。

 同社は、設立24年を迎え、MR派遣などのCSO事業のほか、薬剤師や看護師、登録販売者の人材紹介・派遣事業を展開。薬剤師転職支援では、人材紹介会社の競争が激しいが、求人件数の量だけではなく、薬剤師の働き方に焦点を当て、独自の切り口でブランド展開するウェブ戦略で登録者を増やしてきた。

 その代表格が10年に立ち上げた女性薬剤師の転職をサポートする「ママ薬」。15年には薬剤師に対する社会からの期待が高まる中、もう少し上のステージで活躍したいと考える女性薬剤師をサポートする「プチエリートママ薬」も展開し、延べ700人以上の復職サポート実績を持つ。

 こうした「ママ薬」でのサポート実績をもとに、男性ならではの転職の志向・悩みに応える転職支援サービス「オレ薬」を昨年開設。調剤薬局側でも昨年4月の調剤報酬改定や薬局間のM&Aが加速するのを背景に、エリアマネージャーや統括マネージャーなどマネジメント層の確保が急務となっており、新たなサービスの柱を打ち立てた。

 薬剤師の人手不足は顕在的な課題だが、徐々に充足感も出始めており、採用面接でも「昔は9割以上が採用されていたのが、現在は7割程度に落ち着いた」という。オレ薬では、多様なキャリアビジョンに応え「大手調剤薬局」「ドラッグストア」「地域密着系薬局」「高年収エリート」「フリー薬剤師」の五つにカテゴリー分けして求人情報を紹介。キャリアコンサルタントが転職を希望する薬剤師一人ひとりと面談し、面接まで同席してフォローし、薬剤師が望む働き方ができるよう転職活動を支援する。

 さらに、男性薬剤師に役立つ情報提供も強化し、コンテンツを充実させた。例えば、男性薬剤師と一般男性を六つの視点から比較した「オトコ薬剤師徹底大解剖!?」や、薬局の採用責任者が男性薬剤師をホンネで評価する「薬剤師採用責任者のホンネ」など、「オレ薬」でしか知ることができない情報が豊富だ。

 今後は、「ママ薬」と「オレ薬」が女性薬剤師、男性薬剤師の転職志向に応えるウェブサイトでありながらも、双方がそれぞれの良さを取り入れることでブランド価値を高め、登録者を増やしていきたい考え。既に薬剤師の具体的な失敗談から業務の参考にしてもらうコンテンツ「しくじり薬剤師」のように、「ママ薬」と「オレ薬」での合同企画も立ち上げており、職場に女性薬剤師が多い中で男性薬剤師が「ママ薬」のコンテンツを見て、女性がどういった考え方を持って仕事に取り組んでいるか、“女性薬剤師”を理解するきっかけとなる機会も提供する。

 ブランドマネージャーの羽馬由衣氏は、「法改正で薬剤師を取り巻く環境が厳しくなる中、男性薬剤師が望む働き方を支援し、人手不足の薬局に情熱溢れた薬剤師を紹介していきたい」と語る。

アポプラスステーション(オレ薬/ママ薬)
http://www.oreyaku.com/ http://www.mamayaku.com/




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