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【富士経済調査】感染症領域市場、24年に30%減の5552億円

2017年04月27日 (木)

 富士経済は、2024年の感染症領域で15年比30.2%減の5552億円に縮小すると予想した。同領域は、抗生物質と肝炎治療剤で市場の約80%を占めるが、抗生物質が多剤耐性菌による適正使用やジェネリック医薬品(GE薬)への切り替えが進むほか、今後も画期的新薬や大型化が目指せる新薬の登場が期待できない状況から、肝炎治療剤市場も縮小を見込んでいる。

 肝炎治療剤市場は、57.4%減の1472億円と半分以下まで落ち込むと予想。15年にギリアド・サイエンシズから発売されたインターフェロンフリーのC型肝炎治療剤「ソバルディ」と「ハーボニー」の急拡大で市場は大幅に拡大したが、今後はC型肝炎治療が一巡したところで肝炎市場は縮小すると見込んでいる。


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