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主力品が後発品の影響で苦戦‐製薬大手18年3月期決算出揃う

2018年05月18日 (金)

エーザイ、11期ぶり二桁増収増益‐アステラス、第一三共は減益

 国内製薬大手4社の2018年3月期決算が出揃った。武田薬品は海外全地域での増収と6割の最終増益、エーザイも11期ぶりに二桁の増収増益を達成したが、アステラス製薬は7期ぶりの減収減益、第一三共も米国事業の不振で二桁の営業減益となり、対照的な決算となった。アステラスは国内主力の降圧剤「ミカルディス」、第一三共はグローバル戦略品の降圧剤「オルメサルタン」で後発品の影響が大きかった。19年3月期は、国内の薬価制度抜本改革の影響に加え、主力品の特許切れに直面する武田や第一三共、国内長期収載品事業を譲渡したアステラスが減収を計画し、厳しい業績が予想される一方、抗癌剤「レンビマ」に関する米メルクからのマイルストン収入が見込まれるエーザイは増収増益と好調が続く見通し。

表:国内製薬大手4社の2018年3月期決算

 武田は、注力分野である消化器疾患、癌、ニューロサイエンスでそれぞれ成長し、2.2%増となり、為替影響を除く実質ベースでは約5%増と堅調だった。横ばいとなった日本を除く全ての地域で増収となった。日本市場への経営依存度はさらに低くなり、医療用医薬品の海外売上比率が通期で初めて70%を超えた。


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