武田薬品のクリストフ・ウェバー社長は、14日に開催した決算説明会で、「2018年度は抗癌剤のベルケイドの後発品参入で減少影響があるが、売上・利益の成長モメンタムは維持できる」と述べ、為替の影響を除く実質的な売上収益は一桁台前半、実質的なコアアーニングスは一桁台後半、実質的なコアEPSは10%台前半の成長率を見込んでいるとした。
ウェバー氏は、増収大幅増益となった17年度について、「素晴らしい成果だった」と述べた。2月時点で実質的なコアアーニングスは「20%台後半」、コアEPSは「20%台半ば」としていたが、それぞれ40.2%、44.8%とガイダンスを大幅に上回った。
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