マツモトキヨシホールディングスは、同社の管理栄養士が監修し、美と健康をトータルサポートするプライベートブランド(PB)の「matsukiyo LAB(マツキヨラボ)」に、新たに「matsukiyo LABアスリートライン」の展開をスタート。新商品のプロテイン補給ゼリーを、マツキヨグループ全店(一部店舗を除く)で1日から順次販売を開始する。
同社が展開する「matsukiyo LAB」は、薬剤師や管理栄養士、ビューティースペシャリストなどの専門スタッフが美と健康をトータルサポートするヘルスケアショップにおいて、店内に配置されたサプリメントバー・ビューティーケアスタジオ・ヘルスケアラウンジの三つのサービスを提供するサービスブランドと、サプリメントなどの商品ブランドの2軸で展開している。
このうち、商品ブランドとしての「matsukiyo LAB」は、マツキヨグループの管理栄養士が味や成分レシピの監修に参画し、配合素材と配合バランスに徹底的にこだわり開発した「matsukiyo LABサプリメント」のほか、美容サポート、ダイエットサポート、健康サポートとしての商品をグループ全店(一部除く)で販売している。
これまでも、スポーツを楽しむ人や体づくりに取り組む人に向けては、必須アミノ酸にビタミン、クレアチンなどを配合した「アミノプロ」、良質な濃縮ホエイプロテイン+BCAA配合の「アミノプロアミノプラスプロテイン」、主要蛋白質原材料としてホエイプロテインを100%使用した「ホエイプロテイン100」、国産鶏肉で作った着色料・保存料不使用の「チキンソーセージ」を発売していた。
一方で、昨年11~12月にスポーツ庁が行った「スポーツの実施状況に関する世論調査」では、週に1回以上スポーツをする男性・女性は全体の69.9%に見られるなど、スポーツ人口は年々増加傾向にある。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、今後もスポーツ愛好者・日常的なアスリート市場が拡大するものと見込まれていることから、「matsukiyo LAB」ブランドに新たに「アスリートライン」を展開することとした。
1日より発売する第1弾は、運動時に手軽にプロテインやアミノ酸が補給できる「プロテイン21000ゼリー」「アミノ3200ゼリー」の2種類のゼリー飲料となる。前者はホエイプロテインが2万1000mgの高含有で、パウダーに劣らず300gの容量で高蛋白を摂取できる。レモンヨーグルト味で、税込み販売価格298円。後者はアミノ酸3200mgとクエン酸1200mgを、120gの小容量タイプで手軽に摂れる。レモン味で飲みやすく、スポーツ時のパフォーマンス向上にお勧め。税込み販売価格128円。
同社では「今後も、ソイプロテインやプロテインバーなどを順次発売予定で、日常的なアスリートの人たちに向け、さらに“アスリートライン”の充実を図っていきたい」とする。