日本チェーンドラッグストア協会（JACDS）は19日の定例会見で、OTC医薬品販売ルールの遵守徹底を全会員に通知した（15日）ことを発表した。毎年実施される覆面調査において、100％実施を目指す。
今回の通知発出の経緯に関してJACDSでは、“濫用の恐れのある医薬品が質問されることなく複数購入できたというケースが4割近くにも達することを理由にPPI（プロトンポンプ阻害剤）のスイッチ化が見送られた”ことを、「深刻に受け止め、11日に開催された理事会に諮り、会員企業に法令遵守の徹底を要請することとした」と説明する。
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