外山寛氏(日本薬剤師会相談役、元同副会長)が18日、都内の病院で療養中のところ、急性肝不全で死去した。76歳だった。葬儀・告別式は、21日午後2時から東京・両国の回向院で行われる。喪主は妻の明美さん。
外山氏は1986年から98年まで東京都薬剤師会副会長を努めた後、98年4月より2期4年間、佐谷執行部で日薬副会長を務めた。政治関係では日本薬剤師連盟副会長、また、06年から08年3月末まで同連盟相談役を務めた。
一方、91年6月に創設された日本薬剤師国民年金基金では、創設時から94年まで理事、引き続き06年4月までの12年間、理事長を務めた。
02年には日本薬剤師会賞を受賞し、叙勲で勲四等瑞宝章を受章した。