健康維持のほか、最近では美容面での関心も高まっている甘酒。養命酒製造では、健康的なイメージを生かしながら美容を応援する甘酒を開発し、機能性表示食品として受理されたことを受け、3月4日から「養命酒製造 甘酒」を新発売する。甘酒商品での機能性表示食品の届出受理は、同品が初めて。機能性関与成分として「セラミド」を配合しており、甘酒人気を背景に各社から様々な製品が登場している中で、「肌が乾燥しがちな人」に向けた機能性表示食品として差別化を図る。このほか、好評発売中の黒酢ドリンクシリーズからも、難消化性デキストリンを配合した機能性表示食品「黒豆黒酢」を3月25日に新発売する。
甘酒は、米糀で造ったものと、酒粕が入るものとに大きく二つに分けられる。酒粕の甘酒はアルコール分を含み、酒粕の香りと深みのある甘みで昔から人気があり、米糀のものはアルコール分を含まず、すっきりとした甘さで、近年の甘酒ブームで特に女性に好まれている。
「養命酒製造 甘酒」(写真右)は米糀タイプで、米糀のやさしい甘さを生かしたノンアルコールで飲みやすい。機能性関与成分として、パイナップル由来グルコシルセラミドを1本(125mL)当たり1.2mg配合。同成分には“肌の潤い(水分)を逃しにくくする”機能があることが報告されており、肌が乾燥しがちな人に適している(機能性表示食品届出番号D62)。オープン価格(税別参考小売価格は139円)
同じく機能性表示食品のドリンク「黒豆黒酢」(写真左)は、“食後の血中中性脂肪の上昇を抑える”機能があることが報告されている難消化性デキストリン(食物繊維として)を配合している(1本125mL当たりの含有量5g。届出番号D130)。黒豆の甘く香ばしい香りとリンゴ果汁のフルーティーな風味は相性良く、毎日飲んでも飽きがこないおいしい飲み口に仕上げた。オープン価格(税別参考小売価格は100円)
同品の発売に合わせ、黒酢ドリンクシリーズのパッケージもリニューアルする。機能性表示食品の「生姜黒酢」については、機能性関与成分の「GABA」を、清涼飲料水の「高麗人参黒酢」については配合素材の「高麗人参エキス」を、それぞれ伝わりやすい表示にしたほか、前面に「1日1本」の文字を入れ、社名も大きめにして店頭での視認性を高めた。