バイオトロニックジャパンは1日、植え込み型除細動器「アクティコアSky IDC」および両室ペーシング機能付き植え込み除細動器「アクティコアSky CRT‐D」の販売を開始した。
「アクティコアSky ICD/CRT‐Dシリーズ」は、“Designed for Japan,Made in Germany”のコンセプトのもと、日本の医療従事者のニーズを製品に反映し、各種機能を改善・改良した次世代デバイスとなっている。ドイツの製造技術を、日本の医療従者からのフィードバックを融合させることで、より高い臨床価値と使いやすさが実現している。
ICD/CRT‐Dの植え込みが必要となる心不全患者では、心房細動などの上室性頻脈が併存していることが多く、動悸や息切れ、体調悪化の背景に上室性頻脈が隠れている場合も少なくない。上室性頻脈を早期に捉え、適切に対応することは、患者の安定した生活につながる重要なポイントとなる。
同シリーズに搭載された心房治療機能は、上室性頻脈を自動検出し、治療を繰り返すことで早期停止を目指す設計となっており、実臨床の“困りごと”に対する一つの選択肢になるものと期待されている。
仙台厚生病院不整脈科の山下賢之介氏は、「CRT‐Dでは、AV delayの最適化が治療効果に影響するが、房室伝導時間は患者ごとに異なる上、日内・日差で変動するため調整がしばしば悩ましい領域となる。同シリーズでは、自動AV delay調整機能の稼働対象範囲が拡大し、さらに調整幅も改善されたことで、より多くの患者に対しきめ細かな設定が行いやすくなり、心不全治療効果の底上げにつながることを期待している」とコメントしている。















