第一三共ヘルスケアは、敏感な肌もしっかり守る皮膚用薬ワセリン「プロペトピュアベール」(第3類医薬品)を新発売した。
プロペトは、1955年に丸石製薬から医療用医薬品として発売され、眼科用・一般軟膏基剤、皮膚保護剤として用いられるなど、長年にわたって販売されている。
今回新発売した「プロペトピュアベール」は、プロペトと同一成分かつ同一製剤のOTC医薬品で、白色ワセリンをさらに精製して不純物を除き、添加物を一切加えていない。油分が皮膜となって肌を覆うことにより、肌表面からの水分蒸発を防ぐと共に、空気の乾燥や衣類の摩擦などの外部刺激から肌を守る。
また、ベタつきが少なく、伸びの良い優れた使用感で、肌に余分な負担をかけず手だけでなく顔や目元・唇を含む全身に幅広く使用できる。
同社が実施した調査(2018年)によると、一般生活者は「唇の荒れ」(44%)、「肌荒れ」(39%)、「体のかゆみ」(37%)などの乾燥による皮膚トラブルを過去1年以内に経験していることが判明した。
同社は、「プロペトピュアベール」を通じて、乾燥する肌や敏感な肌に悩む人に新たな選択肢を提供することで、QOL向上に貢献していく考え。