EMシステムズは、薬局向け処方箋入力支援システム「処方箋リーダー」の提供を開始した。同社の主力調剤システム「Recepty NEXT」と連携し、処方箋情報を読み取り、レセプトコンピュータに取り込むことで、データ入力の正確性を高めて受付業務の効率アップを支援する。
新発売の「処方箋リーダー」は、高精度な顔認証や画像解析技術を持つグローリー(本社姫路市)の光学式文字認識技術を利用し、開発した。二次元シンボルの有無に関わらず処方箋情報の読み取りが可能で、ゆがみ文字や囲み文字などの処方箋にも対応する高精度の読み取りを実現する。簡易なオペレーションで、複雑な入力・操作を必要としないのも特徴。
また、今年5月に発表した電子薬歴・レセコン一体のクラウド型薬局向け業務支援システム「MAPs for PHARMACY」との連携が可能となっている。
販売価格は初期費用10万円、月額費用8000円(いずれも税別)。このほか、別途スキャナの準備も必要。なお、「今後は他社製レセコンとも連携予定」(同社)とする。