日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は定例記者会見で、今後の事業計画の全体的目標として「尊敬される企業集団を目指す」と「2025年にドラッグストア業界を10兆円産業にする」を打ち出した。25年の10兆円産業化について、池野隆光会長は「数字的な積み上げをしたわけではないが、相当な伸び率で進んでいく高齢化に対応できれば、10兆円に到達できる」と強調した。
池野氏は、人口減少とそれに伴う消費の減少を指摘した上で、「高齢化の進展はもっと急速」との考えを提示。「高齢化が進む中で必要な商品の調達は、まだ拡大するだろう。食の問題、介護の問題を考えると、膨大なマーケットを補完できていない」とし、「こうした点も踏まえ、高齢化に適切に対応していけば10兆円というものは可能ではないか」と述べた。
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