ココカラファインの塚本厚志社長は22日に開催した2020年度3月期決算説明会で、来年10月の経営統合を目指すマツモトキヨシホールディングスとの取り組みに言及。資本業務提携によるシナジー効果の早期実現で、21年3月期の下期において、ココカラファイン単体で約40億円の効果を見込んでいることを明らかにした。
塚本氏は、「来年10月の経営統合を目指す一環として、それまでのシナジー創出を目的として資本業務提携を締結した」と説明。「医薬品を含むナショナルブランド商品における仕入れの一本化・MDの統一や、プライベートブランド(PB)商品の相互供給、共同開発を行う。また、顧客販促において顧客基盤を統一し、より精度の高い顧客販促を実施していくほか、1店舗当たりの物流コストあるいは店舗コストの低減を図っていく」とした。
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