スキンケアブランド「UL・OS」を展開”男性用化粧品に参入 大塚製薬

2008年09月10日 (水)

「UL・OS」
「UL・OS」

 大塚製薬は、“肌の健康”というコスメディクス発想に基づいた全身スキンケアブランド「UL・OS(ウル・オス)」をスタートし、男性のミドルエイジ層をターゲットに、9日からスキンローション、スキンミルク、スキンクリームの3製剤、5アイテムを発売した。同社が男性用化粧品に参入するのは初めて。20日からオンエアを開始するテレビCMには俳優の織田裕二を起用する。

 男性の皮膚は、加齢などに伴う皮脂量の減少が水分量に比べて少ないことから、年齢を重ねるに従ってアンバランスが生じる。この皮脂量と水分量のアンバランスを解消し、健康な肌に導くために必要となるのが、保湿の高い手入れだ。実際にアンバランスなどが原因となる“肌の乾燥・かさつき”に悩む人が、ミドルエイジの男性には少なくないという。

 新発売される「UL・OS」は、日々の生活シーンに合った様々な使用を想定し、1本で顔はもちろん、全身に使える簡便性に加え、「保湿」「香り」「使用感」にこだわった製品。

 保湿成分にはAMP(アデノシンリン酸)を配合。肌の水分環境を整え、生き生きとした健やかな肌に導く。香りは、独自にブレンドした9種類の精油によるハーバルミント系の天然香料で、あと残りしない。肌に馴染んでべたつかず、さらっとした使用感も特徴。

 国内の男性皮膚用化粧品市場は、全化粧品市場の1%に当たる150億円規模と小規模ながら、過去5年間で約25%伸び、年々拡大傾向にある。同社は、「UL・OS」を新たなコスメディクスブランドとして、海外展開を含め市場の創造を目指していく考えだ。

TVCMに起用する俳優の織田裕二
TVCMに起用する俳優の織田裕二

 税込み希望小売価格は、スキンローションとスキンミルクが、200mL1890円、60mL840円。スキンクリームは80gで1260円。 また、20日からは「UL・OS」のイメージキャラクターの織田裕二を起用したテレビCM「肌で、知った。」編のオンエアを開始する。

 テレビCMは、「UL・OS」を開発するに当たって注目した“肌”が、人間にとってどのような意味を持つ器官かを真摯に訴求する内容。単なるスキンケア用品にとどまらず、ヘルスケア用品であり、人生を生き生きとさせるライフケア用品でありたいという想いが込められている。



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