日本化薬は7日、自社ブランドとして初のジェネリック(GE)抗癌剤「パクリタキセル注NK」(一般名:パクリタキセル)を発売した。薬価は30mL/1バイアルが1万0357円で、100mL/1バイアルが3万0640円。売り上げ目標については明らかにしていない。
同剤は卵巣癌や子宮体癌、乳癌、胃癌、非小細胞肺癌の治療に用いられる。同剤の発売によって抗癌剤の品目数が新薬、GE薬合わせて20品目となった。
今後、同社では癌関連分野に重点を置いた「スペシャリティ&ジェネリックファーマ」として、約100人の癌専門MRを中心に営業活動を進めていく。