ユースキン製薬は、ひび・あかぎれ・しもやけに効くビタミン系クリーム「ユースキンA」(指定医薬部外品)をブランドリニューアルする。成分・処方はそのままに、新しい時代に合ったラインナップや容器デザインに一新。ブランド名を創業当時のブランド名「ユースキン」に戻し、9月1日から全国の薬局・ドラッグストアで販売する。
同社の主力製品「ユースキンA」開発のきっかけは、顧客の手荒れの悩みを聞き逃さず、創業者が課題解決に乗り出したことにある。その答えとして発売されたユースキンは、顧客の支持を得て成長し、評価を得てきた。
一方、近年の日本では少子高齢化や人口減少など、市場環境が激変している中、同社は創業時の原点に立ち返り、顧客に寄り添うことを改めて検討した結果、今回のリニューアルに至った。
新しい「ユースキン」に関しては、チューブ・ボトル・ポンプの3タイプは従来と変わらず、シーンに合わせた内容量の体系に変更。さらに、顧客の要望から使いやすい工夫を施している。
チューブタイプは用途に合わせた2種類を新内容量で用意。40gチューブは外出用、80gチューブは家庭用として使える。キャップが取り外せて指を入れることができ、最後までクリームを使い切ることが可能。
ボトルタイプはこれまでと同じ120g。コロッと丸くなった容器は、手に馴染みやすい丸みのあるフォルムにすることで、プラスチック量も8%に削減している。また、キャップにわずかな角度がついて開けやすくなっている。
ポンプタイプは、ワンプッシュで両手に適量の1g出るように工夫されている。コンパクトな180gになり、洗面台などに置きやすくなった。つけかえ用は素材がパウチに変更され、クリームが残りにくくなった。
希望小売価格(税抜き)は、40gチューブが530円、40gチューブミッフィーデザインが530円、80gチューブが890円、120gボトルが1240円、180gポンプと180g付け替えパウチはオープン価格。