第34回日本エイズ学会学術集会・総会が27日から「進化を続ける抗HIV薬」をテーマにウェブ上で開かれる。
今回の会長は薬剤師の桒原健氏(日本病院薬剤師会専務理事)が担当。これまでの抗HIV薬の歩みや今後さらに進化する未来の抗HIV薬、治療から予防へと拡大する抗HIV薬の役割などに焦点を当てて、様々なプログラムを構成した。
HIV感染症診療に関わる医療従事者や研究者、薬害HIV感染被害者らを対象にした幅広いプログラム編成になっているが、計28題のシンポジウムの中には▽抗HIV薬の安全使用とDI▽進化を続ける抗HIV薬の剤型▽HIV感染症と保険薬局薬剤師▽HIV感染症と薬物使用(依存)の予防――など、薬剤師向けセッションも多い。
各種プログラムは基本的にライブとオンデマンドのどちらかで配信する予定で、ライブ配信は29日までの3日間で実施。オンデマンドでの配信は12月25日まで視聴できる。