厚生労働省は、患者が加入している公的医療保険の資格を確認でき、マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにする「オンライン資格確認」を3月下旬からスタートさせるため、本格稼働前のプレ運用に参加する医療機関・薬局の募集を1月29日から開始した。合わせて500施設程度を目安に募集し、そのうち薬局は125施設になる見通し。3月上旬にプレ運用を開始し、システムやネットワーク接続など運用に問題がないことを確かめた後、オンライン資格確認を本格稼働させる予定だ。
オンライン資格確認は、3月下旬から運用開始予定で、導入した医療機関・薬局は、オンラインで患者の公的医療保険の資格情報の情報が確認でき、患者の同意を得た上で薬剤情報や特定健診情報の閲覧も可能となる。プレ運用では、本格運用と同じ環境下で患者にもマイナンバーカードか健康保険証を使って受診してもらう予定。
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