ファイザーは19日、新型コロナウイルス感染症予防ワクチン「コミナティ筋注」(一般名:コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン〈SARS-CoV-2〉)について、DHLグローバルフォワーディングジャパンと全日本空輸(ANA)が、製造施設のあるベルギーから日本までの国際区間の輸送を開始したと発表した。
ファイザーは、米国の三つの製造施設とベルギーの施設でコミナティを製造しており、そのうち国内向けのワクチンは、ベルギーで製造を行っている。両国間の国際輸送と全国の主要接種施設までの配送についてはDHLに委託しており、現時点で2回ベルギーから成田空港までの輸送が完了している。21日の第2便では7万5465バイアルが輸送された。
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