厚生労働省は20日、新型コロナウイルス感染症ワクチンの医療関係者向けの先行接種について、同日までに冷感・悪寒戦慄など2件の副反応疑い事例が報告されたことを公表した。先行接種開始後の報告は初めてで、いずれも現在は健康状態を回復している。厚労省の専門家会合で、接種との因果関係を評価する予定だ。
20日17時までに報告された副反応は、「皮膚および口腔内のアレルギー反応(じんましん)」が1件、「冷感・悪寒戦慄」が1件の計2件。いずれも19日に接種をした人に見られたもので、現在は健康状態を回復している。
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