TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【特許庁】中分子医薬で特許出願増‐中国がトップの座確実に

2021年05月12日 (水)

 特許庁は、2020年度の特許出願技術動向調査報告書をまとめた。ペプチド医薬や核酸医薬の「中分子医薬」の08~18年における日米欧中韓への出願ファミリー件数では、中国籍出願人による特許出願件数が大きく増加し、全体の約3割を占めるなど世界トップの座を確実にしている。特許庁は、中国籍出願人の出願先が自国中心であるため「現時点では直ちに脅威とまでは言い難い」とした一方で、特許出願を量から質に転換し、外国出願を増やす政策から「今後の動静には注目する必要がある」と分析している。

 世界の出願ファミリー件数を見ると、08~18年までに1万7195件が出願されている。12年までは米国籍出願人によるファミリー件数が最も多かったが、13年以降に中国籍出願人が件数を大きく伸ばし、5836件と全体の33.9%を占めた。米国籍が4943件の28.7%、欧州国籍が2789件の16.2%、日本国籍が1344件の7.8%だった。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。


‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術