大塚製薬は、オロナミンCドリンク・ラベルレス製品を、通信販売ルートを通じて発売した。30本単位のケース販売専売品となる。
大塚グループは、世界の人々のより豊かで健康な暮らしに貢献し、顧客や社会から信頼され続ける企業を目指して「消費者志向自主宣言」を2018年10月に表明した。その中で、「お客様への情報提供の充実とお客様の声を活かす仕組みづくり」を掲げ、問い合わせや相談、意見に適切に対応する窓口体制を整え、正確で充実した情報提供や、顧客から寄せられた声を製品の開発・改善に生かす取り組みを行う中、同製品が誕生した。
最近では環境意識の高まりもあり、飲み終わった後にペットボトルやガラス瓶のラベルを剥がす習慣が日常生活に浸透。同社にも、「オロナミンCのラベルを剥がしやすくしてほしい」という声が寄せられる機会が多くなったという。
日本では、ガラス瓶に貼られている紙ラベルは剥がさずにリサイクルすることが可能だが、ユーザーニーズに応えるため、今回、大塚製薬公式通販サイトおよび一部通信販売サイトで、ケース販売専売品としてラベルレス製品を発売することになった。小瓶ドリンクでのラベルレス製品は日本で初めてという。