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カネボウ化粧品は3月1日から、高機能サンスクリーンブランド「アリィー」から「プレシャスバリア・サンスクリーン(ウォータータッチ)」を中心とする新商品8品目8品種(税込み価格147003150円)を発売する。サンスクリーンの日常使用と快適志向の高まりに対応し、“肌ストレスフリー”機能をさらに強化。イメージキャラクターには引き続き女優の加藤あいさんを起用してアピールすると同時に、店頭誘致を図る施策も展開。高価格帯サンスクリーン市場で、日常使用サンスクリーンとしてのポジション確立を目指す考えだ。
同社の調査によると、サンスクリーンは今や日常生活で使用されるアイテムが中心になっている。春夏は、顔・体ともに“SPF50+”のサンスクリーンを使用する女性が多く、その中でも6割以上が「ほぼ毎日使用する」と回答している。さらに、日常生活で使用するサンスクリーンに対しては、「肌にやさしい」「使用感がよい」など“快適性”への期待が大きく、レジャー使用のサンスクリーンとは、期待する要素が異なることも判明している。
こうしたニーズに応えるため、アリィーでは基本機能である「UVカット効果の強化」に加え、強みである「肌ストレスフリー」機能をさらに高めて、日常的に使用されるサンスクリーンとして快適性の向上を図った。
今回の中心商品である「プレシャスバリア・サンスクリーン(ウォータータッチ)」は、“SPF50+”のUVカット力と、さらさら肌ストレスフリーの快適性を兼ね備えたサンスクリーン。快適性向上のため、ソフニングナイロンパウダーとヒアルロン酸コンプレックスという二つの素材を新配合する。
ソフニングナイロンパウダーは柔軟性が高く、サラッと軽いつけ心地で、サンスクリーン特有の圧迫感・ベタつきを軽減する。また、ヒアルロン酸コンプレックスは、高い保湿効果により肌表面に潤いを与え、なめらかでやさしい使い心地を実現する。
さらに、UVカット効果を高めるため、紫外線A波(肌の奥深くまで到達し、長期的に浴びるとシミやシワの原因になる)の中でも、特に長い波長までカットできる紫外線吸収剤も配合している。
同社はアリィーブランドについて、これまでの高レベルなUVカット効果に加え、快適性を一層向上させることにより、サンスクリーンを日常的に使用する20030代女性のニーズに対応していく考えだ。