セント・ジュード・メディカルは、小径の植え込み型心臓ペースメーカー用リード「テンドリルSTオプティム」を発売した。
「オプティム絶縁体」の素材には、心臓リード用として独自に開発した、初のシリコン・ポリウレタン共重合体が採用されており、柔軟性や操作性などの特徴に加え、優れた耐久性を実現した。
直径が小さいことから、細い血管にも通しやすく、血管内に複数のリードを通すためのスペースも確保できる。また、表面をコーティングすることで、複数のリードが重なり合っても、一本のリードを操作する際に、他のリードを動かしてしまう危険性も軽減した。径は細いものの、透視画面上での視認性が高く、心臓の位置を把握しやすいといったメリットもある。