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オリンパスバイオマテリアル(東京都新宿区、社長水野均氏)は、従来より506倍の強度を持つ骨補填材を開発、1日から発売した。補填材を入れ込むのに強い力(圧入)が必要な膝の骨折(脛骨高原骨折)などに適しているという。
商品名は「骨補填材 オスフェリオン60」(顆粒タイプ)。従来品同様に自分の骨に置き換わる高純度β‐TCP(β‐リン酸三カルシウム)が主成分。
従来品は、より早期に自分の骨に置き換わることを求める場合に適しており、新製品を加えることで、症例によって使い分け、治療への選択肢を広げることを期待している。初年度売上高は3億円を計画している。