厚生労働省は25日付の医政局経済課長通知で、一定以上の供給量を満たしながらも出荷調整中にある医療用医薬品130成分・規格について、医療機関・薬局に「1カ月分程度の在庫量」または「従来の購入量の110%以内」を目安に必要最低限の発注にとどめるよう要請した。既に各メーカーに出荷調整の解除を求めているものの、早期の安定供給実現には購入側の協力も必要と判断した。
日本薬剤師会など三師会、四病院団体協議会に対しては、購入の際に、1カ月分程度の在庫量または従来の購入量の110%以内を目安に、処方見込みや在庫量を把握した上で、必要最低限の発注にとどめるよう求めた。
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