薬学部の標準修業年限内における2021年度薬剤師国家試験合格率(ストレート合格率)が前年度と比べて上昇した大学が57校中3校にとどまる実態が、文部科学省の調査で明らかになった。私立大学では第一薬科大の18.29%など、3割を下回る大学が6校に上った。初めて公表された退学率では医療創生大学の56.25%を筆頭に、3割を超える大学が7校見られ、ストレート合格率が低い大学と退学率の相関が高かった。
15年度入学生の国試ストレート合格率を見ると、私立大学では、星薬科大84.62%、慶應義塾大80.00%と8割を超えたのは2校で、北里大78.87%、明治薬科大78.83%などが続いた。
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