
日本薬剤師会の岩月進会長は6月28日、都内で開催された定時総会で演述し、現在策定中の「地域医薬品提供体制強化のためのアクションリスト」について、「800ある地域薬剤師会の成績表だと思う。地域薬剤師会がきちんとやっていることを見せていく最後のチャンスと言っても過言ではない」と表明した。現在、アクションリストの取りまとめを行っており、関係行政との調整を行った上で公表したい考えを明らかにした。
岩月氏は、5月に公布された改正医薬品医療機器等法で「日薬が主張してきた『地域医薬品提供計画』(仮)の理念の一端が反映されたもの」との受け止めを示し、「薬局開設者には、自薬局として医薬品の安定供給にとどまらず、関係行政等と連携して地域の医薬品提供体制を構築することが求められ、行政側にも地域薬剤師会と連携・対応していくことが必要」と述べた。
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