
センター長を兼任する伊東薬剤部長(左)、副センター長の吉川副薬剤部長
大分大学医学部附属病院は、今夏から薬剤師教育センターを本格的に始動した。県内の薬剤師を対象に院内でチーム医療や輸液無菌調製の研修を実施したり、研究活動を支援するなど、地域全体の薬剤師の教育や研究拠点として位置づける。4月から始めた地域病院への薬剤師出向を契機に新設した。出向による増収の一部を同センターの運営に活用し、教員を新たに採用した。薬系大学のない県にある大学病院として、地域全体の薬剤師の資質を高める役割を担いたい考えだ。
同センターは2月に設置。センター長には同院の伊東弘樹教授・薬剤部長が就いた。7月には宮崎大学病院で薬剤部長補佐を務めていた吉川直樹氏が准教授・副薬剤部長兼副センター長に就任し、活動が本格的に始まった。
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