◆田辺三菱製薬が実施した調査で、大阪で製薬企業が集まる「道修町」を「知らない」との回答が64.4%に上った。道修町(どしょうまち)を正しく読める人の割合も23.3%と、最も低い正答率だったという。道修町を薬の町と知っていた人は2割を切っていた
◆東京の日本橋本町も薬の町。「お江戸日本橋」は訪日外国人にも広く知られている伝統と歴史の街だが、日本橋本町が製薬企業が集中する町であることは、日本人でも知っている人は少ないのではないか
◆今では道修町、日本橋本町共に再開発が進み、似たような高層ビル群に大きく様変わりした。こうした街の移り変わりが認知度にも影響しているのかもしれない
◆日本製薬工業協会の調査によると、製薬産業や製薬企業等の認知意向について「知りたい」との回答が58%に上り、産業への信頼度も高かった。これは心強いことだ。薬の町の認知度低下は寂しい気もするが、製薬産業の認知度が向上することで、薬の町にも関心を持ってもらえるようになることを期待したい。
東西「薬の町」の認知度
2025年11月28日 (金)
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