オムロンヘルスケアは26日、同社の「酸素濃縮器HAO-5X0XW/3X0XWシリーズ」が、日本インダストリアルデザイン協会(JIDA)が主催する「JIDAデザインミュージアムセレクションvol.27 2025年」に選出されたと発表した。今回で5度目の選出となる。
同シリーズは、呼吸器疾患などで通常の呼吸では十分な酸素を体内に取り込めない患者が、自宅で酸素を吸入する在宅酸素療法に用いる医療機器。
今回、「自分が患者と思われたくない中等度患者向けの小型機種は、医療機器に見えないような全体を柔らかい印象の家電製品のような佇まいにデザイン。一方、信頼性と安心感の高い装置を求めている重度患者向けの大型機種は、エッジをシャープにした医療機器らしい造形にデザイン。両機種の対象患者の相反する要求を満たしながら、オムロンブランドとして統一感のあるデザインを実現している」と評価された。
「JIDAデザインミュージアムセレクション」は、JIDAが運営する表彰制度。「美しく豊かな生活を目指して」をテーマに、毎年、JIDA会員を中心に広く一般から製品を公募し、そこからいま残すべき優れたデザインを審査会が選定している。
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